[2018年5月30日]
C-770UZ用補強電源を、実際に使ってみた
先回、「3.7Vバッテリパック」で拵(こしら)えたOPLYMPUS C770UZ用の補強電源を使って、半日ずっと電源の入れっ放しで(観光地での)“風景”の撮影をしてみた。
私の手は、それ程大きくはないが、カメラ本体+補強電源の両方を片手で握る程度の大きさ/余裕は有る。(図2<クリック>)
それに、撮影の前後の間だけだから、それ程苦痛にもならない。
実際には、半日は優に、こうした状態を続けられた。
電源の保ち具合&手の持ち具合は、満足出来るものだった。
でも、撮影の結果は、別の面で散々だった。
当日は、天候が悪かった上に、暗い森の中の湿地の花々が多かったので、“ミス・フォーカス”や“手振れ”などが頻発して、現実には使えない写真が多く出てしまったことだ。
折角、電源は強化したものの、撮影内容は甚だ芳しくなかった。残念!...次回に続く。
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+++ 実写例 +++
このカメラ+補強電源を、バス旅行で、兵庫県宍粟市千種の「クリンソウ」(九輪草)や、兵庫県神河町新野の「水車」、「バイカモ」(梅花藻)を見に行った時に使ってみた。
周囲が明るかったら、もっと良い写真が撮れたはずだ!...という、タラ・レバ談義は、私の趣味ではないのだが、現場では気に入ったアングルを探しつつ、(ファインダ内のピントが合えば、露出不足の警告の有無に関わらず、)見境ナシにパチパチ取り捲るので、どうしても“手振れ”や“ミス・フォーカス”が入り込み易い。
撮った中から、汚らしい写真は、大方抹消し、残った中で少しはマシだろうと思う2枚を挙げてみた。(図5、図6<クリック>)
望遠を効かした状態で、近接撮影をすると、どうしてもピントが合わない時があって、“ピンボケ写真”しか出来ないことが多い。
(自分では、もっと丁寧に!丁寧に!と戒めて撮影しているつもりなんだが、PC画面上で再生してみると、ボケボケだらけ。とほほ!)
+++ 失敗・普通事例 +++
今回の“失敗事例”は、殆ど、バッテリ/補強電源の問題ではなかった。
何かといえば、“手振れなどによるミス・フォーカス”が多かっただけ!(図7)
決して、補強電源を付けたまま撮影したから、“写真の質”を落としてしまったということではない。
やはり、一番の原因は、撮影条件が悪く、曇天下の森の中で、“周囲が暗過ぎた”のだろう。
もう少し明るい場所で、撮影した(水車の)写真は、それ程酷くはない。(やはり、タラレバか?!苦笑)(図8<クリック>)
“電源の強化面”から見ると、この方式で十分なようで、これまでのように“バッテリ切れ”を心配せずに、安心して使える。
あと数回はこの構成で試してみようと思う。